令和6年能登半島地震に伴う大きな地殻変動を観測 輪島市で1メートル以上 国土地理院

1日16時10分頃に石川県能登地方を震源とするM7.6、最大震度7を観測した地震に伴う地殻変動が観測された。

国土地理院によると、震源域周辺の電子基準点で観測されたデータをリアルタイムで解析した結果、震源に近い電子基準点「輪島」(石川県輪島市)が西方向に約1.3メートル(暫定値)変動したのをはじめ、石川県を中心とした地域で大きな地殻変動が観測されたという。穴水では西方向に約1.0メートル、珠洲では西方向に約0.8メートル、能登島では北方向に約0.6メートルの地殻変動を観測した(いずれも暫定値)。

この値は観測点の傾斜や局所的な地盤の変動の影響を受けている可能性があり、リアルタイム解析は通常の解析に比べ精度が低いことから、今後の精査によって解析結果が変更となることがあるとしている。(JX通信社/FASTALERT)

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