日向灘でM7.1 宮崎・鹿児島・高知で津波観測 各地で被害 南海トラフ地震との関連調査

8日16時43分頃、日向灘を震源とするM7.1の地震が発生した。宮崎県日南市では震度6弱を観測した。

18時00分現在、愛媛県宇和海沿岸、高知県、大分県豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方で津波注意報が発表されている。

また、17時46分までに以下の地域で津波が観測されている。

宮崎港 17時14分 50センチ

日南市油津 17時23分 40センチ

土佐清水17時22分 20センチ

志布志港 17時25分 20センチ

日向市細島 17時13分 10センチ

種子島熊野 17時19分 10センチ

南大隅町大泊 17時37分 10センチ

室戸市室戸岬 17時42分 10センチ

気象庁は南海トラフ地震臨時情報(調査中)を発表し、この地震と南海トラフ地震との関連性について調査を開始した。南海トラフ地震で被害が想定される地域の方は、個々の状況に応じて、身の安全を守る行動を取るよう呼びかけている。

JR各社によると、18時00分現在、東海道・山陽・九州・西九州新幹線のダイヤが乱れている。東京駅〜新神戸駅間・博多駅〜鹿児島中央駅間・武雄温泉駅〜長崎駅間の上下線で一時運転を見合わせていた。

JR九州によると、日豊本線の延岡駅~鹿児島駅間、吉都線・日南線・宮崎空港線・肥薩線の全線で終日運転を見合わせるという。

また、日本道路交通情報センターによると、18時00分現在、東九州道・宮崎西IC〜清武南IC間と曽於弥五郎IC~野方IC間、宮崎道・宮崎IC~田野IC間で通行止めとなっている。

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