車掌が都賀駅に取り残され列車が発車 乗客は降りられず JR総武本線

5日21時56分頃、千葉市若葉区のJR総武本線・都賀駅で、東京方面から直通する快速列車(15両編成)がドアの開閉をせずに発車し、車掌が都賀駅に取り残されるトラブルがあった。

JR東日本によると、同列車が到着した際、雪に埋まったホーム上の停止位置を確認するための表示を、列車から降りて車掌が雪をどけながら確認していたところ、運転士がすでに乗降が終了したものと誤認識して列車を発車させたという。(運転士はドア閉の表示を確認したら出発する方式で、今回はドア閉の表示が継続していた)

都賀駅で降車予定だった50人は、次の四街道駅にて上り列車に乗り換えて都賀駅に戻った。都賀駅に取り残された車掌は後続列車で四街道駅に向かい、降雪の影響で元々26分ほど遅れていた佐倉行きの快速列車は、71分遅れで四街道駅を発車したという。

また、車掌が不在だった快速列車では、四街道駅に到着した際に、乗客が降車しようと非常用のドアコックが扱ったとみられ、ホームと反対側のドアも一斉に開いた状態になっている様子がSNSに投稿された。(JX通信社/FASTALERT)

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