フィリピンで再び大きな地震 日本の太平洋側で潮位変化のおそれ

太平洋津波警報センターなどによると、日本時間3日19時36分頃、フィリピン付近でM7.0の地震が発生した。

これを受けて気象庁は20時08分に、日本の太平洋側で潮位変化の可能性があるとして、以下の地域に津波予報(若干の海面変動)を発表した。

20センチ未満の海面変動が予想されるのは、北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県日本海沿岸、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部、大阪府、兵庫県瀬戸内海沿岸、淡路島南部、和歌山県、徳島県、愛媛県宇和海沿岸、愛媛県瀬戸内海沿岸、高知県、山口県瀬戸内海沿岸、長崎県西方、熊本県天草灘沿岸、大分県瀬戸内海沿岸、大分県豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、鹿児島県西部、沖縄本島地方、大東島地方、宮古島・八重山地方となっている。若干の海面変動が予想される時刻は、早いところで21時30分頃だという。

また、3日17時40分頃にはインドネシアのスマトラ島で大規模な噴火が発生している。気象庁は18時16分に、火山の噴火による日本への津波の有無については調査中だとした上で、この噴火に伴って津波が発生して日本へ到達する場合、到達予想時刻は早いところ(沖縄県地方)で、3日21時00分頃だと発表していた。今回発表された津波予報はこれとは別のもの。

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