羽田空港で飛行機同士が接触 タイ国際航空とエバー航空

10日10時57分頃、羽田空港のA滑走路近くの誘導路で、離陸予定の飛行機同士が接触した。

バンコク行きタイ国際航空の機体の翼の先端にあるウィングレットと、台北行きエバー航空の機体の後方部が接触したものとみられる。東京空港事務所によると、エバー航空の機体の破損状況などは13時50分時点で確認中だという。また、けが人は確認されていないという。

事故当時、離陸運用に使用されていたA滑走路は11時頃から閉鎖されていたが、13時頃に運用を再開した。

航空各社によると、発着に使用できる滑走路が限られていたため、14時00分現在、羽田空港を発着する国内線や国際線に最大で1時間半程度の遅れが生じているという。

国土交通省は、事故に至った原因の調べを進めている。

SNS上の投稿からは、タイ国際航空の機体の右翼にあるウィングレットが欠けている様子が確認できる。また、複数の搭乗者が「衝撃音があった」との報告をしている。

    【接触した飛行機の情報】
  • タイ国際航空:バンコク・スワンナプーム行きTG683便 エアバスA330-300型機(機体記号:HS-TEO)
  • エバー航空:台北・松山行きBR189便 エアバスA330-300型機(機体記号:B-16340)

(JX通信社/FASTALERT)

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